兼松食品株式会社

社員インタビュー

社員インタビュー

食肉原料部 Mさん

Q.入社してからどのような仕事をしてきましたか?

入社1年目から6年目までは回転寿司チェーンや居酒屋用の水産加工品の提案営業をしていました。

7年目にラムやマトン等を扱う食肉第4課に異動して、現在で10年目です。

Q.現在は具体的にどのような業務をされているのでしょうか?また、仕事のやりがいや面白さを感じる瞬間はどんな時ですか?

オーストラリア・ニュージーランド産のラム・マトンの輸入買い付けから、日本での販売までを一貫して行っています。

現地の方と直接話ができるのがこの仕事の魅力です。苦戦しつつ、英語で会話しています。

現地での買い付けからお客様への販売、提案まで一貫して対応出来るところや、自分が手掛けた商品をスーパーや外食店舗のメニューで見かけたり、実際に食べたりすることが喜びややりがいに繋がっています。

今後の目標はラム・マトンのシェア拡大です!現在のシェアをどれだけ伸ばしていけるかが勝負だと思います。いずれは1人あたりの販売量を日本一にしたいです。

Q.兼松食品の魅力を教えてください。

上司や役員との距離が近く、風通しが良いこと。

手を挙げれば若いうちから仕事が任せられること。もちろん責任は伴いますが、大手とのやり取りも担当でき、業務に深く携われます。そして部署によっては海外出張があり、海外と接点をもてること。語学力を活かしたい方には魅力的だと思います。

Q.仕事の失敗談を教えてください。

3年目のときにサーモンを仕入れて居酒屋のグランドメニューとして納品していたのですが、赤潮の影響で仕入れが滞り、納品が出来なくなりました。

お客様からはひどく怒られましたが、納品義務を果たすために別のサプライヤーから仕入れをして、最終的には納品が出来ました。価格が合わないために2、3カ月は赤字でしたが、納品義務を果たした結果、その後も引き続き注文を頂けました。

海外と取引していると日本では考えられないことが起きます。例えばコロナ禍で冷蔵商品を載せた船が大幅に遅延し、賞味期限が迫りくるなか仕方なく船上凍結を行ったり、海外でストライキが突発的に起こって生産が滞ったりということがありました。

私はどんなときでも、欠品を防ぎ安定供給を続けるために何が出来るかを考えながら業務をしています。トラブルをきちんとカバーできればその次の仕事に繋がると思います。大変ですが、やりがいも大きいです。

Q.最後に、学生や求職者の方へのメッセージをお願いします。

色んな人に会って、色んな会社をみて、自分に合うのはどういう人や会社なのかじっくり考えて頂ければと思います。

当社は異業種からの転職者も多いので、過去の経験にとらわれずに入社を希望してもらいたいと思います。

タフさや問題解決力、顧客満足の達成等を求められますが、逆に言えばそういったマインドを持っている人が当社には多いと思います。

入社後はOJTでしっかりと業務を身に着けることができます。私たちは新しい視点を求めているので、経験がない人でも食品に興味があったり、面白そうと思うのであれば是非挑戦して欲しいです!

〈ある1日のタイムスケジュール〉

9:00
始業
メールチェック/船舶スケジュール・天候確認
10:00
取引先対応
お客様からの注文や引き合い等に対応
12:00
ランチ
課のメンバーと外食
会社周辺には美味しいお店がたくさんあるので毎日楽しみです
14:00
取引先訪問
相場や現地の状況について説明。お客様の販売状況の確認と今後の販売計画の打ち合わせ
16:00
デスクワーク
見積作成、資料作り
17:30
退社
船の遅延や現地ストライキ、クレームなどのトラブルがある場合は遅くなることもあります